生食ダイエットについて

生食ダイエットについて

生食について 初めての方へ

生食ダイエットとは?

「生食(なましょく)ダイエット*」とは、犬の祖先である野生の狼の食餌に限りなく近い生のフードを私たちの愛犬に与えることで、犬が本来必要とする栄養分を自然に補い、体を健康に維持すること、艶やかな毛並みを維持することなどを目的とし、愛犬の元気な毎日をサポートします。

日本で「ダイエット」と言うと「やせる」というイメージがありますが、本来は「食べ物」や「食生活」と言う意味で使われます。

野生の狼は何を食べている?

狼

自然界で生きている狼は、穫った獲物の肉、内臓、骨という順番で食べてゆきます。その獲物の内臓には獲物の動物が食べた野菜やフルーツが含まれています。骨はしゃぶったり、噛んだりしてカルシウムを摂取するだけではなく、歯の手入れや全身運動にもなり、とても健康でバランスの良い食生活をしています。
しかしながら私たちの大切なコンパニオン犬は、自然界に生きる狼と同じように狩りをして獲物を獲ることはできません。飼い主の手を借りながら栄養豊かでバランスが取れた食餌を取る必要があります。

犬の健康と元気を第一に考えた栄養食

弊社が皆様の愛犬に提供させて頂いております「生食」は、犬の祖先である野生の狼の食餌法をベースにし、肉、内臓、骨(粉末)、野菜やフルーツを、犬が本当に必要としている量を考え、配合し作られております。さらにAFF(オーストラリア農林水産省)において安全性が証明された人間向けの新鮮な肉を100%使用しているので安心。添加物、保存料、穀物なども一切含んでいません。犬の健康と元気を第一に考えた総合栄養食です。

生食の原材料

効率の良い栄養価の摂取

「生食」には動物が本来必要とする多くの酵素、アミノ酸、必須脂肪酸*が含まれていますが、加熱加工することによりこうした大事な栄養素の多くは失われてしまいます。栄養価を効率よく消化、吸収できる、野生動物本来の食餌「生食」を是非お勧めします。

必須脂肪酸とは?
必須脂肪酸には大きく分けてオメガ3系とオメガ6系があります。αリノレン酸、DHA、EPAなどのオメガ3とリノール酸などのオメガ6をバランスよく摂ることは、犬の健康維持に欠かせない大変重要な要素です。たとえば最近増加している犬の皮膚病もアンバランスな必須脂肪酸摂取がその一因という説もあります。「生食」はこのバランスが理想的に保たれてます。

「生食」は愛犬の健康を全般的にサポートします

  • 効率よい消化と栄養価の吸収をサポート
  • しなやかで健康的な皮膚と艶やかな毛並みの維持をサポート
  • 高タンパク食のため、脂肪のない身体作りと健康な筋肉・骨の維持をサポート
  • バランスの取れた栄養成分が、健康的な身体の維持と免疫力の向上をサポート
  • 生の食材により腸内の善玉菌が増加し、便の臭い軽減をサポート
  • 食渣が歯に付着しにくいので口腔内を健康に保ち、健康的な歯の維持をサポート
  • 生涯を通しての食餌として、犬の健康と元気を全般的にサポート

アレルギーのある愛犬にも安心

弊社取扱いの「生食」は、ダイエットごとに同じ種類の動物の肉、内臓、骨に統一しており、アレルギーなどで与えられない種類の肉がある場合は、その種類の肉さえ避けて頂ければ、安心して与えていただくことができます。

生食お試しパックのご案内

猫にも生食

猫やフェレットは本来犬よりも肉食です。ペットパティースの生食は、猫やフェレットに必要な栄養分も豊富に含まれており、普段摂取しにくい肉類も補うことができます。あなたのかわいい猫ちゃんやフェレットの健康と元気のために、ぜひ「生食」をお試し下さい。

初めて「生食」を与える飼い主さんへ

今のフードから生食へ変える方法は?

  • 絶食させてお腹を空にし、一気に替える方法。
    簡単で一番良い方法ですが、お腹が弱い犬は嘔吐や下痢をしてしまうこともあります。
  • 徐々に今のフードを少しづつ減らし、生食を少しづつ足してお腹を慣らし、2~3週間かけて替える方法。
    体に優しく、飼い主様にも愛犬にも一番負担が少ない方法です。一般的にこの方法を利用される方が多いです。

生食へ切り替える際に与える量は?

狼

犬のサイズによって異なりますが、以下は例としてご参考下さい。
10キロの成犬に生食のみを与える場合は、目安として一日体重の2%、(200~230グラム) となります。まず、今与えているフードを8分の1減らし、約20~30グラムの生食を足し、数日~1週間ぐらい様子をみて徐々に生食の量を増やしていき、2~3週間かけて100%生食に替えてゆきます。

もし今後もドライフードやウェットフードと併用されたい時は、一度生食に完全にならしてから他のフードも併用する事が可能です。気を付けて頂きたい点は、生食と他のフードとは消化のリズムが異なります。一日2回食事を与えている場合は朝(又は夜)ドライにして夜(又は朝)生食にしてください。切り替えの期間中は他のフードと生食が混ざっていても仕方ありませんが、最終的には混ぜて与え続けることはあまりお勧めしておりません。
成犬には体重の2%が目安と書いておりますが、これはあくまでも目安です。人間と同じで犬もそれぞれ体質が違いますので同じ年齢、体重、犬種であっても2%では足りない犬もいますし、逆に2%では多い犬もいます。

飼い主様から多く聞かれる質問

従来のフードよりコストが高くはありませんか?

生のフードは、一般的に市販されているペットフードと比較すると確かに高価に感じられるかもしれません。しかし弊社がお届けする「生食」は、肉も野菜も全て人間用の高品質な食材を使用している上、時間と手間をかけ鮮度が最も高い状態で加工されるため、これらの対価が価格に反映されております。最初は多少高価に感じられるかもしれませんが、「生食」を与えて愛犬の毎日の健康をサポートすることにより、自ずと病院にかかる回数も減り、結果的には医療費などのコストが削減できると言えます。

生食を与えることでバクテリアの心配は?

基本的に犬や猫達は体内でバクテリアを処理することができます。また、生きたバクテリアが全て悪い菌ではなく、犬や猫にとって免疫力を高める為に必要なものもありますのでご心配はいりません。
人間に有害なバクテリアの繁殖を防ぐため、「生食」を取り扱う前後には、人間の食用の肉を扱うのと同様、手や食器、まな板などを常に清潔に保つよう心がけて下さい。

寄生虫の問題(トキソプラズマ等)はありませんか?

アメリカの獣医師の権威、T. J. ダン氏 (http://www.tjdunndvm.com/veterinary.html) の、寄生虫と安全な食製品に関する談話を以下に紹介します。

どのような方法で犬に食餌を与えたとしても、あらゆる微生物や寄生虫の感染に対して100%安全であるとは言えません。しかしながら、食品が消費者の手に渡るまでの全ての過程(原料の原産地、管理、加工、流通)において、USDA(米国農務省)やAFF(オーストラリア農林水産省)などの政府機関が定めている厳しい規格と基準を満たした製品であれば、各政府機関から認定書が発行され、それは安全な食品の証となります。 パッケージ表示が適切であり信頼できる製品、また消費者に対してその製品の使用法と処分に関する指示が正しく明記され、政府機関の定めた基準に従った製造工程を踏んでいるのであれば、未精製の肉製品であったとしても自信を持って安全であると信じています。また伝染力の高い寄生虫でも-21℃で5時間以上冷凍することにより、伝染力を失うという結果も得ています。

弊社取り扱いの「生食」はAFF(オーストラリア農林水産省)において安全性が証明された人間向けの食肉だけを使用しています。

ほうれん草のシュウ酸(蓚酸)について

「生食」に含まれているほうれん草の含有量は、全体のおよそ.012%と非常に少ないため、蓚酸そのものを重要視する必要はないと考えております。むしろ生のほうれん草を原材料としているため、体に必要な多くの酵素を含み、最もよい状態で体内に取り入れることができます。弊社取り扱いの「生食」は、栄養価の高い新鮮な生のほうれん草を使用しております。

高コレステロールの問題

健康な犬全般に言えることですが、高コレステロールになる恐れはありません。 アメリカ、カナダにおけるバーフ・ダイエットの動物栄養士マーク・フィンケ博士によると、遺伝による高脂質血症の犬がコレステロールの高い食べ物を摂取し続けた結果として、コレステロール値が上がったケースは稀にあります。彼の知る限り、これまでドーベルマン1匹とロットワイラー1匹が、高コレステロールが原因で栄養失調による角膜異栄養症を発症したとの報告を受けました。 犬にとってコレステロール値が高い事は特に問題ではなく、犬の体内のコレステロールはHD(善玉)コレステロールが中心なので、人間のように高脂血症によって動脈硬化や脳梗塞が起こる心配はありません。

弊社取り扱いの「生食」の中でも比較的カロリーが高いコンビネーション・ダイエットやラム・ダイエットを食べた後すぐにコレステロール値を測った場合、一時的に数値は高くなりますが、犬の体が「生食」に慣れてきた時には正常値まで近づいてくるでしょう。それでもご心配な方は、比較的低カロリーの他のダイエット(ビーフ、チキン、カンガルーなど)をお勧めします。

生食お試しパックのご案内

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